犬や猫など、ペットの思いもよらぬ行動や、飼い主のうっかりしたミスで、「ペットが脱走して行方不明や迷子になってしまった!」ということをしばしば耳にしたりします。
実は東京都の警視庁には、犬や猫、鳥やカメ、フクロウやハリネズミまで、さまざまな動物が “落とし物” として届くとのこと。2016年の届け出は約1千件(犬が575匹、インコ140匹、猫133匹、亀71匹)。
ペットが迷子になると、誰の目にも触れないところで自由に行動し、行動範囲を広げていくことも考えられます。そのため見つけるには、時間との勝負になるので、迷子になってしまったらいち早く発見する必要があります。
迷子ペットになった時・拾った時の連絡・相談
ペットがどこに逃げた分からない時、まずは逃げた場所周辺(自宅の場合は自宅周辺)を探してみましょう。ペットの名前を呼びかけたり、おやつやおもちゃなど気を引くものを伝える時の音を出してみましょう。
逃げた場所を探しても見つからず、周辺にはいないことがわかったら、以下のような方法をとりましょう。
ペットが逃げたときの状況をメモし、交番・警察署、保健所・動物管理センターに連絡・相談しましょう。またこれらのホームページの確認もしましょう。
■ 警視庁(東京都) 落とし物検索
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/sodan/otoshimono/
■ 東京都動物愛護相談センター(東京都福祉保健局)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/douso/
東京都動物愛護相談センターの収容動物情報
http://www.awic-tokyo.jp/
また、現代のコミュニケーションツールとなっているSNS、ツイッターやFacebook、ブログなど、様々な情報を共有するネットワークを活用し、迷子ペット情報を広げましょう。
さらに、迷子犬ペット情報の拡散用のチラシやポスターを作って、周辺に配布したり、スーパーや美容室、郵便局、交番、地域の掲示板などに貼ってもらいましょう。
「迷子ペット」などわかりやすいタイトルで、写真と共に種類や毛色(肌の色)、年齢、性格、首輪の色など迷子になったペットの特徴を細かく書き、逃げた日時と場所、状況なども書きます。もちろん飼い主の連絡先も入れておきましょう。
逆に迷子と思われるペットを拾った時も、上記のような交番と警察署、保健所・動物管理センターに連絡・相談しましょう。